2022年のトレード結果
口座資金 1月初 1,003,937円 → 12月末 1,881,724円
+877,787円の利益!
月平均+73,000円になり、資産形成の有力な手段の一つだと思います。
<前提>
・取引通貨はポンド円のみ
・ツールはFXブロードネット社のトラッキングトレードを使用
・2〜3日から1週間程度の中期スイングトレードで取引
(完全無人の自動取引は目指していません。)
【2022年収支】
売買益(1)だけを見れば年間で145万円超になり、月平均でも12万円となります。しかし、売買損(3)、スワップ損(4)、手数料(5)のマイナス分を差し引く必要があり、純利益は約87万7,000円となります。
初心者にしては、十分な成績だったと自画自賛していますが、売買益(1)を100%とすると純利益が約60%で、40%ものマイナスが発生してしまっていることがもったいないです。
ここが反省点であり、今後の改善点だと考えています。
2022年の反省と改善点
1. 想定変動幅と利確幅(ポジション間隔)
<1月〜3月>
・想定変動幅:120pips〜150pips
・利確幅(ポジション間隔):12pips〜15pips
<4月以降>
・想定変動幅:240pips〜360pips
・利確幅(ポジション間隔):20pips〜30pips
年初は、利確幅(ポジション間隔)を15pips程度にして、小さいレンジ相場でも利益を得られるようにしていましたが、ポンド円は、1〜2円くらい相場が逆行することはあり、すぐにポジションを多く抱えてしまったり、自動損切りされるため、4月以降は、利確幅(ポジション間隔)少し広めに設定するようにしました。
12月末になった今でも、この15pips間隔での大量塩漬けポジションを保持。。証拠金も積み重なって資金繰りを圧迫している。
また、手数料が1,000通貨の場合、1取引で20円かかるため、利確幅(ポジション間隔)が狭いと非効率になります。
15pipsで利確した場合、利益150円で手数料の20円を引くと純利益は130円(86.7%)。
30pipsで利確した場合、利益300円で手数料の20円を引くと純利益は280円(93.3%)。
だからといって、利確幅(ポジション間隔)を50pipsや60pipsに広げるとなかなか利確しなくなる。
*相場状況にも寄ると思いますが、2022年の経験から20〜30pipsくらいがよさそう。
2. 運用資金とロット数
年初に口座資金100万3,937円でトレード開始。
<1月〜3月>
・口座資金20万円当たり0.1ロットと想定し、100万円あるため0.5ロットで取引を実施
<4月以降>
・口座資金50万円当たり0.1ロットと想定し、100万円あるため0.2ロットで取引を実施。(ただし、大量の塩漬けポジションを保有しているため、新規取引は0.1ロットのみ。)
ネット上でリピート系自動売買(トレッキングトレード)を始めるには最低20〜30万円の資金があった方がよいという紹介記事を読んだため20万円あたり0.1ロットと想定しましたが本当に最低限の資金であり、実際には相当の余裕を持たせた方がよいです。
下記は、ポンド円で利確幅(ポジション間隔)30pipsを前提とした必要資金の表です。
2022年12月31日現在の1,000通貨証拠金6,350円を前提にしています。必要証拠金の変動により、下記表も変動しますのでご注意願います。
トラッキングトレードは、利確幅(ポジション間隔)やポジション数は外部指定できず、想定変動幅と対象資産から自動計算されます。
私がトレードでよく指定するのが、想定変動幅360pips、対象資産100,000円で、利確幅(ポジション間隔)30pips、最大ポジション12になるようにしています。上記表の青文字部分になります。
もし、相場が逆行し、ポジションを12個保有すると0.1×12=1.2ロット数分の取引をしていることになり、また、一番最初にエントリーしたポジションは-3,600円、二番目にエントリーしたポジションは-3,300円、三番目にエントリーしたポジションは-3,000円となり、12ポジション合計で23,400円になります。これに12ポジション分の証拠金76,200円が加わり、口座維持率を圧迫し、強制ロスカットの危機となります。そのため、口座資金としては、最低でも、その2倍の20万円くらいを保持していないと危険です。
また、360pipsの変動幅ならポンド円でも知らない間に逆行していたということは考えにくいです。100〜200pipsだと目を離した隙にということがよく起こり得ますが。
もし、0.2ロットで取引したい場合は、この指定を2回繰り返し、0.3ロットで取引したい場合は3回繰り返しています。必要口座資金も当然2倍の20万円、3倍の30万円に増えます。システム開始や停止時のオペレーション回数が増えるのでとても面倒です。
*想定変動幅360pips、対象資産100,000円、利確幅(ポジション間隔)30pips、最大ポジション12をベースとして2023年もトレードしようと思っています。塩漬けポジションが解消されたらロット数も0.2や0.3へ増やそうと思っています。それまでは0.1ロットで。
3. 取引通貨
ボラティリティーが高いため、ポンド円のみでトレードしています。ドル円や資源国通貨などリスク回避のため、複数通貨でトレードした方が良いとも聞きます。
*ただ、まだ資金に余裕がないので当面はポンド円のみで経験を積もうと思っています。
4. 環境認識
なんといってもトレンドなのかトレンド変換中なのかレンジなのか環境認識が重要。リピート系自動売買は、逆方向に動くと壊滅的な損失を被ることになるので、裁量トレードと同じスキルが必要。IFDやOCOの代わりに自動売買ツールを使用しているという感覚。完全無人の自動取引は目指していません。これは、リピート系自動売買に対するの私の考えです。
<12月30日(金) 終了時点の週足>(赤:SMA20 青:SMA50 黒:SMA100 紫:SMA200)
ポンド円には、単純移動平均線やチャネルライン、水平線が有効のように思えます。
*裁量トレードも並行して行い、環境認識のトレードスキルを磨いていく。
4番目に記載しましたが、これが一番重要かも。
2023年もトレード頑張るぞ!!
では、良いお年を。
*投資は自己責任でお願いします。
以上。
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